ホワイトソックスとのオープン戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2日（日本時間3日）に米アリゾナ州グレンデールで行われたホワイトソックスとのオープン戦に「1番・DH」で出場。4回の第2打席で中前打を放ち、2打数1安打だった。安打後の塁上ではまさかの事態が発生。米放送局公式SNSが写真を公開すると、海外ファンから「かわいそうなオオタニ」「誰かこの新人さんにやり方を教えてあげて」といった爆笑の声が上がっている。

　第2打席で詰まりながらも中前打を放ち、出場2試合連続となる安打を放った大谷。一塁上では昨季同様にコーチとヘルメットを突き合わせる「ヘッドバンプ」を行ったが、なんと“空振り”。一塁コーチを務めていた背番号16をつけたコーチにスルーされてしまった。

　米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」は「ドジャースの勝利＝ハッピーな日曜日」とつづり、公式Xとインスタグラムに写真を公開。試合結果を伝えるこの投稿に選んだのが“無視された”大谷だった。大きく目を見開きながら、首をほぼ真横に傾けた瞬間をとらえたもの。この1枚には、米ファンも反応した。

「この悲しい＋可愛い＋アイコニックな写真がここに（笑）」
「ああ、かわいそうなオオタニ、前の一塁コーチを探しているのね」
「マッカローが恋しい」
「彼はやってみようとしたんだ。　ハハ」
「誰かこの新人さんにやり方を教えてあげて、ハハハハ　この写真は本当に面白い」
「ショウヘイ、最高」
「新人さん、プログラムに従ってくれ」

　昨季まで一塁コーチを務め、大谷と「ヘッドバンプ」を行っていたクレイトン・マッカラー氏は今季からマーリンズの監督に就任。この日は傘下3Aオクラホマシティのコーチが担当していた。しかし、大谷との“儀式”が頭になかったようで、大谷の動きだけが目立つ結果となってしまった。