オープン戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2月28日（日本時間3月1日）、米アリゾナ州グレンデールでエンゼルスとのオープン戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席で相手先発の菊池雄星から今季実戦1号を放った。逆方向への一撃にMLB公式は「見たことがあるぞ！」と既視感を抱いている。

　大谷がいきなり順調ぶりを見せつけた。0-0の初回先頭の第1打席。対峙したのは岩手・花巻東高の先輩でもある菊池だ。フルカウントから左越えの先頭打者本塁打。球場が騒然とする中、堂々とダイヤモンドを一周した。

　豪快弾は昨季のオープン戦1号を彷彿とさせたようだ。MLB公式Xは今回と昨年の比較動画を公開。昨年も2月27日（同28日）に5回2死二塁から左越え2ランを放ち、ドジャースデビュー戦で結果を残していた。

　既視感を抱いた様子のMLB公式Xは「春季トレーニング初戦で逆方向弾　ショウヘイ・オオタニのこのプレーを前に見たことがあるぞ！」と紹介。コメント欄では米ファンから「この男にとっては簡単すぎる」「野球界最高の選手だ」「既に始まっている」「ドジャースはまた、ワールドシリーズを優勝するだろうな」と今季も快挙が生まれる“予兆”という指摘もされている。