「日本に負けることは恥じゃない」 なでしこに撃破された米国ファンは勝者に感服「称賛しないとね」
サッカー女子の国際大会「シービリーブス杯」の最終戦が26日(日本時間27日)に米カリフォルニア州サンディエゴで行われ、女子日本代表(なでしこジャパン)は米国を2-1で破り、初優勝を飾った。敗れた米国のファンからも日本を称える声が届いている。

シービリーブス杯
サッカー女子の国際大会「シービリーブス杯」の最終戦が26日(日本時間27日)に米カリフォルニア州サンディエゴで行われ、女子日本代表(なでしこジャパン)は米国を2-1で破り、初優勝を飾った。敗れた米国のファンからも日本を称える声が届いている。
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新生なでしこが輝きを放った。前半2分、中央のMF長谷川唯がボックス右にスルーパスを送ると、MF籾木結花がDFとGKの2人を背負いながら先制弾。試合開始の笛からわずか93秒。籾木を中心とした祝福の輪が出来上がった。
同14分に同点に追いつかれたものの、後半5分だった。後半から投入された19歳のDF古賀塔子が勝ち越しゴール。長谷川の直接FKが相手GKにはじかれたところに鋭く詰めて、ゴールに流し込んだ。その後は粘り強い守備で、米国の攻撃をシャットアウトした。ニールセン監督の初陣でいきなり結果を出した。
敗れた米国の女子サッカー代表は公式Xに試合結果を投稿。米ファンから日本を称賛する声が寄せられていた。
「若い選手にとっては素晴らしい経験になっただろう」
「日本は素晴らしいプレーをしていた」
「日本を称賛しないとね」
「日本相手に準備できていなかった。その代償だよ」
「日本は2023年W杯のスペインのようだったよ」
「日本に負けることは恥じゃない。彼女たちはより優れたチームだった」
「ここから学ばなきゃ」
2016年から始まったシービリーブス杯。米国を含めた4か国が毎年参加し、日本は2023年大会の準優勝が最高成績だった。世界ランキング1位の米国の壁を崩し、今後に弾みをつける結果となった。
(THE ANSWER編集部)
