王者・吉村、石川組は「金メダル好機」 混合複の五輪採用、国際卓球連盟も注目
混戦の混合ダブルス「最も予測不可能でエキサイティングなイベントになる」
さらに、石川が「混合ダブルスが20年の東京五輪に加わったらとてもうれしいです。プレーできることをすごく楽しみにしている。地元のお客さんを前にした最高のイベントで金メダルを獲るという夢を叶えるチャンスになると思う」と大会後に話していたコメントを紹介している。
日本勢にとっては期待は膨らむが、これまで力を入れてこなかった世界ランキング上位を独占している中国勢などが本腰を入れてくるとみられ、メダル争いが激化するのは間違いない。
記事では世界選手権で13年大会に北朝鮮ペア、15年大会に中国・韓国の複合ペアが金メダルを獲得してことに触れ、混戦だった歴史を紹介。「混合ダブルスは最も予測不可能でエキサイティングなイベントになるだろう」とつづっている。
今月の世界選手権決勝では、吉村、石川組は陳建安、鄭怡静組(台湾)に2ゲームリードを許しながら、フルセットの末に大逆転で金メダルを獲得。日本中に感動を呼んだ。あの興奮を今度は東京の地で見られるのか――。日本勢の躍進に期待が集まる。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer