開幕したWBC予選で飛び出した激レアプレー「令和にやるとは」 走者も日本ファンも驚きの「昭和平成」
来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加国を決める予選が21日、台湾・台北市の台北ドームで開幕。第1試合のニカラグア―南アフリカ戦で飛び出した“超レア”プレーに日本のファンも驚いている。「久しぶりに見たな……」「これを令和にやるとは」とコメントが寄せられた。

WBC予選開幕、南アフリカが見せた頭脳プレー
来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加国を決める予選が21日、台湾・台北市の台北ドームで開幕。第1試合のニカラグア―南アフリカ戦で飛び出した“超レア”プレーに日本のファンも驚いている。「久しぶりに見たな……」「これを令和にやるとは」とコメントが寄せられた。
【PR】大谷翔平に「安心感」を与える一着 MVP&2冠王の“軸”を安定させるCW-Xのウェア
何かといえば隠し球だ。試合は5回に南アフリカが先制して進んだ。直前まで日本で合宿していたニカラグアは7回に反撃。1死二塁から、昨季はブルワーズ傘下の2A、3Aでプレーした「7番・遊撃」のフレディ・ザモラ内野手が中前にゴロで抜ける適時打を放ち同点に追いついた。
続くアレグリアの打席で投手が暴投し、ザモラは二塁へ。さらに右飛の間に三進した。ここで南アフリカの三塁手、アンソニー・フィリップスはファウルグラウンドからマウンドへ戻ろうとした投手にボールを渡すふり。実際にはボールを手にしたまま三塁の定位置に戻った。
数秒後、ザモラがリードをとろうと塁を離れると、フィリップスは飛びつくようにタッチ。アウトが宣告された。何が起こったのかという様子のザモラ。この場面をWBCの公式Xが動画で公開すると、日本のファンからも驚きの声が並んだ。
「久しぶりに見たな……」
「私はこういう野球が大好き」
「昭和平成のジャパニーズベースボール復権」
「南アフリカが隠し球成功させてて泡吹いた」
「おもろすぎる」
「これを令和にやるのがすごい」
試合は延長10回、ニカラグアが2-1でサヨナラ勝ちし白星発進。来春のWBCに参加する20か国のうちすでに16か国が確定しており、残りを台北と、3月2日から米アリゾナ州ツーソンで行う予選で決める。台北ラウンドにはほかに台湾、スペインの計4か国が参加している。
(THE ANSWER編集部)