ラプターズでNBA優勝を経験したジェレミー・リン氏

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝を、アジア系NBA選手の“先輩”が絶賛した。ロケッツやレイカーズなどで9季プレーしたジェレミー・リン氏がSNSで河村との2ショット写真を公開。「君のスキルと偉大さは、紛れもなく、見ていて素晴らしいものだ」と敬意を示し、「いつでも頼ってくれることを願っている」とエールを送った。

【PR】日本中長距離の女王・田中希実がTeam Seikoの一員に！「セイコーの理念への共感」が加入を後押し

　リン氏は17日（日本時間18日）、自身のインスタグラムを更新。16日（同17日）に行われたNBAオールスターの現地を訪れ、下部組織Gリーグの球宴「Gリーグ・アップネクストゲーム」に出場した河村と対面したようだ。2ショットを公開し、「オールスターは、NBAのファンと、選手らの異次元な才能と努力を祝うものだ。今年戻ってきて一番のハイライトは、ユウキ・カワムラに会えたことだ」とつづった。

　続けて「BリーグでMVPを獲得し、オリンピックでは圧倒し、そして今やGリーグを騒がせている君のスキルと偉大さは、紛れもなく、見ていて素晴らしいものだ」と絶賛。「私たちの対談で、ユウキがファンをどれほど気にかけているか、そしてバスケットボール最大の舞台で彼らを代表したいという願望がはっきりと伝わってきた」とインタビューで感じた河村の思いの強さに言及した。

　台湾系米国人のリン氏は2010年にウォリアーズでNBAデビュー。ニックス、ロケッツ、レイカーズなどで9季プレーしたアジア系NBA選手の代表的存在だ。2019年にはラプターズでNBA優勝も経験。河村に対し、「君の恐れ知らずのプレーが大好きだ。そして、いつでも頼ってくれることを願っている。君らしくいてくれ。私たちは君を応援している！」とエールを送った。