イチローが都内に登場 メジャー殿堂入り後初の日本イベント「ないと凄く不安になる」愛用品とは
米大リーグのマリナーズなどで活躍し、日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が5日、都内で行われたワコールが展開するコンディショニングウェアブランド「CW-X(シーダブリュー・エックス)」の新商品発表会に登場した。殿堂入り後、日本では初のイベント登壇となった。5体の激似マネキンとも対面。「居すぎでしょ」と笑顔を見せた。

1月に日本人初の米野球殿堂入り
米大リーグのマリナーズなどで活躍し、日本人初の米野球殿堂入りを果たしたイチロー氏が5日、都内で行われたワコールが展開するコンディショニングウェアブランド「CW-X(シーダブリュー・エックス)」の新商品発表会に登場した。殿堂入り後、日本では初のイベント登壇となった。5体の激似マネキンとも対面。「居すぎでしょ」と笑顔を見せた。
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メジャー通算3089安打をマークし、2004年にはシーズン262安打のMLB史上最多記録を樹立。走塁、守備でも輝きを放った。投票で394票中393票という圧倒的な支持を得て、1月に資格1年目での殿堂入りが決まった。
イチロー氏は「CW-X」のアドバイザリーパートナーを務める。米大リーグ移籍を決意した2000年秋、シーズンを戦い抜くために様々なメーカーの機能性ウェアを試着。「CW-X」を選んだことが始まりで、2002年には正式にアドバイザリー契約を締結するなど、25年以上のつながりがある。
「Team CW-X」のキャプテンを務めるイチロー氏に、副キャプテンの福士加代子さんが殿堂入りを祝した花束を贈呈。「ありがとうございます」と笑顔のイチロー氏は「考えたんです。僕が365日、身につけているもの、関わっているものって何なんだろうって」と話し、こう続けた。
「プレーするにあたってバット、グラブ、スパイクとかあります。それは365日ではない。まずユンケル。これ365日なんです。2つ目はカレーが皆さんの中で出てくる。これ違うんですよ」
続いてワコール製品について「トレーニングするとき、もちろん着用しています。寝る時、下着もワコールさんのもの。部屋にいる時、このショーツ。これで生活しています。つまり僕、ワコールさんとずっと一緒」と語った。
アメリカの殿堂入りの際はハードスケジュールだったそうで「スーツを着ていった。革靴でしょ。普段慣れていないから、腰がきついんですよ。あの時も(ワコール製の)プロショート着てました。それくらい一緒。今も昔も支えてもらっている」と説明。「ないと凄く不安になる。欠かせない。罪と言えば罪。焦るから、ないと」と笑った。
この日はイチロー氏にそっくりなマネキン5体もお披露目されている。2023年のイベントでも、バットを構えるリアルなマネキンが披露されていた。イチロー氏は「居すぎでしょ」と笑顔だった。
(THE ANSWER編集部)
