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タカマツ、し烈な五輪レースイヤーにも自信「どの国も研究してくるのは当たり前」

し烈な競争も「自分たちにとっては今に始まったことではない」

 12月には、昨年のBWFワールドツアーの年間成績上位選手のみが出場するBWFワールドツアーファイナルズで優勝。年が明けても調子を落とすことなく、最初の遠征で好成績を挙げた。マレーシアマスターズの準決勝で敗れたグレイシア・ポリー、アプリヤニ・ラハユ組(インドネシア)は、世界ランク4位。五輪でもメダル争いの候補となるライバルだ。格下に取りこぼしをしたわけではない。安定した成績を残しながら、対応のバリエーションを増やしていくつもりだ。

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 松友は、他国の選手の勢いについて聞かれると「今年は、いろいろな国の選手が、スイッチが入って(調子が)上がって来ると思うので、自分たちもそれに負けないようにしたい」と答えたが「でも、自分たちのペースでしっかりやっていきたい」と付け加えた。プレッシャーの中でのマイペースという部分に、キャリアの強みが感じ取れる。東京五輪が近付けば近付くほど、難度は上がる。

 それでも、高橋は「相手が何をして来ても対応していかないと、オリンピックでは勝っていけない。どの国も研究して来るのは、当たり前。自分たちにとっては今に始まったことではない。それに打ち勝っていけるだけの力をつけていかなければいけない」と覚悟を示した。五輪レースイヤーの幕開けは、好スタート。「バドミントン人生の集大成」と位置付ける五輪連覇の可能性を広げる1年が始まった。

※BWFワールドツアーは、国際バドミントン連盟が主催する大会。スーパー1000、750、500、300と4段階にレベルが分かれており、数字の大きい大会ほど賞金や獲得ポイントが高く、格が高い。

(平野 貴也 / Takaya Hirano)


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