タカマツ、し烈な五輪レースイヤーにも自信「どの国も研究してくるのは当たり前」
五輪連覇を目指す「タカマツ」ペアが、調子を上げている。2019年最初の国際遠征(マレーシア、インドネシア)を行っていたバドミントン日本代表が28日に帰国。女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は、マレーシアマスターズでベスト4入りした後、インドネシアマスターズ(ともに※BWFワールドツアースーパー500)で優勝を飾っており、松友は「色々な選手と対戦できて、修正をしながら、少しずつ試合を重ねるごとに自分たちのプレーが良くなっていった。良い2週間だった」と好感触を示した。
バドミントン日本代表が帰国、タカマツペアは好感触
五輪連覇を目指す「タカマツ」ペアが、調子を上げている。2019年最初の国際遠征(マレーシア、インドネシア)を行っていたバドミントン日本代表が28日に帰国。女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は、マレーシアマスターズでベスト4入りした後、インドネシアマスターズ(ともに※BWFワールドツアースーパー500)で優勝を飾っており、松友は「色々な選手と対戦できて、修正をしながら、少しずつ試合を重ねるごとに自分たちのプレーが良くなっていった。良い2週間だった」と好感触を示した。
5月からは、2020年東京五輪の出場権獲得レースが始まる。昨年も同じ2連戦でスタートを切ったが、高橋は「マレーシアの大会は、中国勢が出ていなかったけど、インドネシアの大会は、ほぼ今の世界ランク上位の選手が出ていて、昨年とは全然違うなと感じた。特に中国、韓国は、これからもっと日本を潰しに来るんじゃないかという勢いを感じている」と雰囲気の違いを感じ取っていた。
レースが始まれば、各大会のポイント争いは、よりし烈になる。特に日本代表の場合は、身内の競争が激しい。22日に更新された最新の世界ランクでは、女子ダブルスの上位3位を日本勢が独占。世界ランク上位選手が五輪の出場権を得るが、同国勢は2組までの制限がある。各国のペアが調子を上げてくる中、海外勢相手の取りこぼしが許されず、日本勢対決はより出場権獲得に直結する結果になりかねず、プレッシャーが強まっていくことが予想される。
しかし、リオの女王は、泰然自若の構えだ。2016年のリオデジャネイロ五輪で日本勢初となる金メダルを勝ち得た後、モチベーションの低下に苦しんで来たが、昨季後半から好調だ。