野球殿堂博物館が発表

　野球殿堂博物館は16日、「2025年野球殿堂入り通知式」を開催し、計4名の殿堂入りを発表した。イチロー氏は92.6％の得票率で新たに殿堂入り。野球ファンからは「イチローが満票じゃなかったら誰が満票なの？」などの声が上げられている。

　競技者表彰委員会・プレーヤー表彰からは、日米通算で4367安打を達成したイチロー氏と、日本記録の1002登板、407セーブをマークした岩瀬仁紀氏が殿堂入りした。競技者表彰委員会・エキスパート表彰では“ミスター・タイガース”と呼ばれ阪神の4番打者として活躍した掛布雅之氏が選出。特別表彰委員会からは審判員として35年間で歴代2位の通算3,775試合に出場した富澤宏哉氏が殿堂入りした。

　イチロー氏は有効投票349票中323票を獲得。岩瀬氏は同308票（得票率88.4％）で殿堂入り。3位は「バントの神様」と呼ばれた川相昌弘氏の211票、4位はヤクルト一筋で19年間活躍した宮本慎也氏の194票だった。

　X上のファンからは「イチローが満票じゃなかったら誰が満票なの？」「日本でも満票無理なのか」「イチロー満票ちゃうかったんや」などと得票数に注目する声のほか、「好きな二人が無事殿堂入り出来て嬉しい」「愛知出身の野球レジェンドお二人殿堂入り．めでたい」「イチローさんは当然として、掛布さんはまだだったの？という感じです」などと祝福の声が上げられている。