錦織圭の「色褪せない」熟練技術 世界11位に逆転負けも海外称賛「もの凄く難しいショットだ」
テニスの全豪オープン(OP)は15日、オーストラリア・メルボルンで男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク76位の35歳・錦織圭(ユニクロ)が同11位のトミー・ポール(米国)に1-3(7-6、0-6、3-6、1-6)で逆転負けした。それでも随所に見せた熟練技術を大会公式が「色褪せない」と称賛している。
全豪オープン男子2回戦
テニスの全豪オープン(OP)は15日、オーストラリア・メルボルンで男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク76位の35歳・錦織圭(ユニクロ)が同11位のトミー・ポール(米国)に1-3(7-6、0-6、3-6、1-6)で逆転負けした。それでも随所に見せた熟練技術を大会公式が「色褪せない」と称賛している。
第1セットは第4ゲームで錦織が先にブレークするも直後にポールがブレークバック。錦織はサーブでポールを揺さぶるとネット際でボレーの打ち合いに。素早い反応でこれを制しガッツポーズ。最終的にタイブレークまでもつれたセットで会場を沸かせた。
大会公式Xは「ケイの素晴らしい反応。一体どうやってこのポイントをものにしたんだ?」とネット際の攻防を制した錦織に驚いた様子。別の投稿では「色褪せない、教科書通り、卓越したケイ・ニシコリ」と絶賛していた。
試合には敗れた錦織だったが、米国で試合を中継したスポーツ専門局「ESPN」の解説も、バックハンドのダウンザラインが決まると「もの凄く難しいショットですよ」「本当に素晴らしい」と技術の高さを称賛。会場からも大声援が起こり、駆けつけた多くのファンも魅了していた。
(THE ANSWER編集部)