全豪OPで“騒音被害”の珍事 試合中にコート変更余儀なくされ…海外記者も仰天「初めて見た」
テニスの全豪オープン(OP)で“騒音被害”が話題となっている。15日、オーストラリア・メルボルンで行われた男子シングルス2回戦。フェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ)―アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン)の一戦を襲った珍事に海外記者も「こんなことは初めて見た」と仰天している。
全豪オープン男子2回戦
テニスの全豪オープン(OP)で“騒音被害”が話題となっている。15日、オーストラリア・メルボルンで行われた男子シングルス2回戦。フェリックス・オジェ=アリアシム(カナダ)―アレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン)の一戦を襲った珍事に海外記者も「こんなことは初めて見た」と仰天している。
第7コートで行われた一戦の第1セットの最中だった。プレー中、観客は静かにすることを求められるテニスだが、コートには歓声が響いていた。実はこれ、隣の第6コートのファンの歓声。審判は両選手にコートの移動を希望するか確認。大会側も空いているコートを確保することができ、コート移動をして試合は続行した。
オーストラリアの放送局「チャンネル9」は「選手たちは隣コートのファンの騒音により試合中にコート移動した」との見出しで記事を掲載。「大会主催者は騒がしいファンのせいで急遽コート変更を余儀なくされた」と伝えた。ポルトガルのスポーツ紙「レコード」のテニス担当ホセ・モルガド記者も自身のXで「こんなことは初めて見た」と投稿し驚いていた。
試合はダビドビッチ・フォキナが3-2で逆転勝ち。5セットの熱戦が終わった時には現地時間16日の午前1時をまわっていた。
(THE ANSWER編集部)