大坂なおみ、決勝で涙の途中棄権 唇噛みしめ無念の表情、海外記者「どうやら背中下部か腹部に…」
女子テニスのASBクラシックは現地5日にニュージーランド・オークランドで決勝が行われ、世界ランキング57位の大坂なおみ(フリー)は第1セットを先取するも、第2セット開始前に途中棄権。準優勝となった。
ASBクラシック
女子テニスのASBクラシックは現地5日にニュージーランド・オークランドで決勝が行われ、世界ランキング57位の大坂なおみ(フリー)は第1セットを先取するも、第2セット開始前に途中棄権。準優勝となった。
2023年7月に出産してから初となるツアー大会決勝に進出した大坂。クララ・タウソン(デンマーク)との決勝では、第3ゲームでブレークに成功し、試合を優位に進める。第5ゲームでもブレークに成功。そのまま6-4で第1セットを先取した。しかし、第2セット開始前に体を痛めた模様。自分の足でタウソンの元へ歩き、審判とも握手したが、唇を噛みしめ、無念の表情で荷物を片づけた。
ポルトガルのスポーツ紙「レコード」のテニス担当ホセ・モルガド記者は自身のXで「ナオミ・オオサカがクララ・タウソンとの決勝で第1セットを取った後に棄権という、オークランドのとても悲しいシーン。どうやら背中下部か腹部に何かあったようだ」とWTAの動画を添えて速報。続けて「ナオミは涙。重傷ではなく、全豪オープンに向け大事を取ったためと願う。ただ、あまり良い状況ではなさそうだ」と大坂の様子を伝えた。
(THE ANSWER編集部)