サンダー戦に途中出場

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2way契約を結ぶ河村勇輝は29日（日本時間30日）、敵地サンダー戦に途中出場。3ポイント2本を決めるなど自身初の2桁となる10得点、3リバウンド、3アシストをマークした。試合は106-130で敗れたものの、プレータイム11分1秒も自己最長となった。

　エースのジャ・モラントら故障者が続出しているグリズリーズ。Gリーグでアピールを続けていた河村に15試合目の出番が回ってきた。

　77-106と大量リードを許した第4クォーター（Q）早々から登場。いきなりビハインドバックのアシストを披露すると、残り9分7秒でジャンプショットによる初得点も決めた。残り6分22秒では3ポイントシュートに成功。残り2分を切ったところでも3ポイントを沈めるなど、NBAで初の2桁10得点に到達した。

　河村はGリーグではダブルダブルをマークするなど結果を残していたが、NBAでは出場機会を得ることも簡単ではない状況。そんな中、大量ビハインドとはいえアピールに成功した。フィールドゴール成功率は80％（4/5）、3ポイントシュートも3本中2本決めて見せた。