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福岡大大濠が3年ぶり4度目のウインターカップ制覇 涙の日本一で高校2冠達成、鳥取城北は県勢初Vならず

バスケットボールの第77回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2024」は29日、東京体育館で男子決勝が行われ、福岡大大濠が鳥取城北に77-57で勝利し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。U-18トップリーグとの高校2冠を達成。県勢初の決勝進出だった鳥取城北は悲願にあと一歩届かなかった。

福岡大大濠の渡邉伶音【写真:(C)SoftBank ウインターカップ2024】
福岡大大濠の渡邉伶音【写真:(C)SoftBank ウインターカップ2024】

SoftBank ウインターカップ2024男子決勝

 バスケットボールの第77回全国高校選手権「SoftBank ウインターカップ2024」は29日、東京体育館で男子決勝が行われ、福岡大大濠が鳥取城北に77-57で勝利し、3年ぶり4度目の優勝を果たした。U-18トップリーグとの高校2冠を達成。県勢初の決勝進出だった鳥取城北は悲願にあと一歩届かなかった。

 福岡大大濠は榎木璃旺(りお・2年)が先制点を挙げると、湧川裕斗(3年)の3ポイントシュート(3P)などで加点した。鳥取城北も主将・蓑原歩(3年)の3Pなどで反撃。第1クォーター(Q)は18-17と福岡大大濠がリードした。第2Qには新谷勇晴(3年)のアンドワンで鳥取城北が一時逆転。だが、湧川が前半だけで21得点と爆発し、福岡大大濠が44-34と10点差をつけて後半に突入した。

 第3Qは、高校生で唯一日本代表入りした渡邉伶音(3年)の3Pで福岡大大濠が開始早々から得点。渡邉は4本連続で3Pを成功させるなど、16得点14リバウンドとダブルダブルの活躍を見せた。福岡大大濠が65-43と点差を広げ、最終Qへ。大勢が決した残り1分には早くも涙する選手の姿も。粘る鳥取城北を振り切り、歓喜に酔いしれた。

 秋のU-18トップリーグを制した福岡大大濠は2年連続の決勝進出。2021年以来3年ぶり4度目の優勝と高校2冠を目指していた。鳥取城北は県勢初の決勝戦。夏のインターハイではベスト8まで勝ち進んだが、福岡大大濠に敗れていた。

(THE ANSWER編集部)


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