「これこそドラマティックじゃないか」 64年ぶり有馬記念Vの裏でレース制度の妙に相次ぐ指摘
中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走し、戸崎圭太騎手騎乗のレガレイラ(牝3・木村)が優勝した。この裏で、ファン投票のグランプリならではの戴冠であると話題になっている。
第69回G1有馬記念
中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走し、戸崎圭太騎手騎乗のレガレイラ(牝3・木村)が優勝した。この裏で、ファン投票のグランプリならではの戴冠であると話題になっている。
逃げ馬不在で今年のダービー馬ダノンデサイルがスローペースで引っ張る展開。3、4コーナーからペースが上がり、直線に向くと好位の内につけていたレガレイラが抜け出し、外から来て併せ馬の状態となったシャフリヤールと叩き合いに。2頭並んだままゴール板を駆け抜けたが、写真判定の末、ハナ差でレガレイラに軍配が上がった。3歳牝馬が有馬記念を制するのは実に64年ぶりのことだった。
実はレガレイラは賞金順では出走が叶わない立場だったが、18万3502票を集めてファン投票枠で暮れの大一番に辿り着いた。この事実がネット上でも話題を呼び、「賞金順なら除外だったんだよね」「持ってる馬やね」「運とはこういうものなのか」とレガレイラの強運を称賛する声が。
さらに「ファンが信じて投票し出走した馬が勝つなんて、これこそドラマティックじゃないか」「投票したファンの勝ちですね…」「グランプリの醍醐味だな」「何が起こるかわかんねえな」とファン投票のグランプリの面白さを感じるファンも続出していた。
(THE ANSWER編集部)