昇格逃したF1角田裕毅が「不満漏らすのは正しい」 ドイツ記者同情、「物足りない」と厳しい声も
自動車レースF1のレッドブルが、傘下チームのRBから角田裕毅ではなくリアム・ローソンを昇格させた判断が議論を呼んでいる。ドイツの専門誌は2人の記者が持論を展開する記事を掲載。角田を「物足りない」と評する意見が出る一方、「彼が不満を漏らすのは正しい」と同情する声も上がっている。
ドイツ専門誌が2人の記者の持論を掲載
自動車レースF1のレッドブルが、傘下チームのRBから角田裕毅ではなくリアム・ローソンを昇格させた判断が議論を呼んでいる。ドイツの専門誌は2人の記者が持論を展開する記事を掲載。角田を「物足りない」と評する意見が出る一方、「彼が不満を漏らすのは正しい」と同情する声も上がっている。
レッドブルは19日、セルジオ・ペレスの後任ドライバーとしてRBからローソンを昇格させると発表した。角田は今季RBで4年目のシーズンを送り、30ポイントを奪ってドライバーズランキング12位に食い込んでいたが、レッドブルのシートを確保することはできなかった。
ドイツのモータースポーツ専門誌「MOTORSPORT Magazine(モトーアシュポルト・マガツィーネ)」電子版は「F1の賛否両論:リアム・ローソンがレッドブルに――これはフェアなのか、それともツノダへのあざけりか?」と題する記事を掲載。編集部のマルクス・シュタインリッサー記者とマックス・ピーラー記者がそれぞれの持論を展開した。
シュタインリッサー記者は「ツノダは隣に座ったドライバーを“ことごとく打ち砕いた”と売り込みたいのだろうが、精査する私の目にはそうではない。80レース以上をこなしマックス・フェルスタッペンの隣に座ろうというのであれば、リザーブから上がったローソンなど圧倒して秒殺するくらいのことを期待するものだ」と厳しい意見を述べた。