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「有馬で何もそこまでせんでも…」とX衝撃 語り継がれる怪物のラストラン 史上最大9馬身差勝利

中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走となる。2着に9馬身差という、いまだに破られていない最大着差で圧勝したのが2003年のシンボリクリスエス(父クリスエス、藤澤和)。引退レースで史上4頭目となる有馬連覇を果たしたレースはファンの間で語り草に。ネット上でも「何もそこまでせんでもって勝ち方」「あまりの強さにビビった」といった声が上がっている。

2003年の有馬記念で圧勝したシンボリクリスエス【写真:産経新聞社】
2003年の有馬記念で圧勝したシンボリクリスエス【写真:産経新聞社】

G1有馬記念が22日に発走

 中央競馬の総決算となる第69回G1有馬記念(芝2500メートル)が22日に中山競馬場で発走となる。2着に9馬身差という、いまだに破られていない最大着差で圧勝したのが2003年のシンボリクリスエス(父クリスエス、藤澤和)。引退レースで史上4頭目となる有馬連覇を果たしたレースはファンの間で語り草に。ネット上でも「何もそこまでせんでもって勝ち方」「あまりの強さにビビった」といった声が上がっている。

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 前年2002年の有馬記念を制し、2003年に入ってからも天皇賞・秋を連覇したシンボリクリスエス。この有馬記念がラストランで、レース後には引退式も予定されていたこともあり、陣営としても負けられない一戦だった。

 12頭立てとやや寂しい頭数ながら、大外枠から好発を切った鞍上のフランス人騎手オリビエ・ペリエは中団の7番手でレースを進めた。3コーナーでは早くも先頭から2馬身の位置に。4コーナーは先に抜け出しを図ろうとしたリンカーンの2番手で回った。抜群の手応えからペリエがゴーサインを出すと、鋭く反応したシンボリクリスエスは一気に加速。最後の坂を駆け上がっても末脚は衰えず、後続を離す一方でゴールした。勝ちタイムは2分30秒5。2着リンカーンにつけた9馬身差は、有馬記念史上最大着差としていまだに破られていない。

 有馬記念ウィークということで、シンボリクリスエスの走りを思い出すネット上の競馬ファンが続出。後続との差をみるみる広げた衝撃の末脚に驚きの声が相次いだ。

「有馬で何もそこまでせんでもって勝ち方はシンボリクリスエスになるんかなー」
「個人的に一番強いと思ったのはシンボリクリスエス」
「どのレースも好きだけど思い出に残る有馬記念はオルフェ、シンボリクリスエスの圧勝劇」
「ラストランなのに能力全開で後続を突き放していく強さに感動しました」
「ペリエのガッツポーズカッコよかった」
「テレビで見ててあまりの強さにビビった」

 今年はG1馬が10頭も集結する超豪華メンバー。史上3頭目の秋古馬三冠制覇を狙うドウデュースはシンボリクリスエス以来となる5頭目の有馬記念連覇もかかる。このレースでの引退が決まっており、全レース終了後には引退式も予定されている。

(THE ANSWER編集部)

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