英大手ブックメーカー、初戦は錦織「1.03倍」マイクシャク「15倍」

　テニスの全豪オープンは14日に開幕する。日本男子の注目は世界ランク9位の錦織圭（日清食品）。15日の初戦で同176位のカミル・マイクシャク（ポーランド）と対戦するが、英大手ブックメーカーでは錦織の勝利に「1.03倍」と1回戦屈指の鉄板オッズがついた。

　英大手ブックメーカー「bet365」は1回戦すべての試合の勝利予想を展開しているが、第8シードの錦織は「1.03倍」、対するマイクシャクは「15倍」と圧倒的な有利を予想している。

　もちろん相手関係によるが、1回戦全体でも世界1位ジョコビッチ（1.006倍）―231位クルーガー（29倍）、3位フェデラー（1.03倍）―99位イストミン（15倍）、2位ナダル（1.05倍）―238位ダックワース（11倍）と世界トップ3に匹敵する鉄板ぶりだ。

　ただ、本人は格下相手でも初対戦とあって、慢心なく戦い抜くことを明かしている。まずは幸先良く突破したいところだ。なお、今季限りで引退するマレーは「4.5倍」で、対するバウティスタアグートは「1.2倍」で不利が予想されている。

　また、錦織は優勝予想で5番人気タイ。ジョコビッチ、フェデラー、ナダル、ズベレフに続き、チリッチ、ハチャノフと「26倍」で並び、高評価を受けている。