1170億円契約のソトが育成目指す「次のオオタニ」 明かした巨額の“使い道”「少しでも希望を与えたい」
米大リーグでは、今オフのフリーエージェント(FA)市場で最大の目玉と見られていたフアン・ソト外野手が、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1170億円)で契約した。昨オフ大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1014億円=当時)を超える史上最高額だ。このお金をソトはどう使うのか。米紙にそのプランを明かしている。
大谷翔平を超える総額7億6500万ドルをどう使う?
米大リーグでは、今オフのフリーエージェント(FA)市場で最大の目玉と見られていたフアン・ソト外野手が、メッツと15年総額7億6500万ドル(約1170億円)で契約した。昨オフ大谷翔平投手がドジャースと結んだ10年総額7億ドル(約1014億円=当時)を超える史上最高額だ。このお金をソトはどう使うのか。米紙にそのプランを明かしている。
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ニュージャージー州の地元メディア「NJ.com」が「メッツのフアン・ソトは、7億6500万ドルの契約金の一部をどう使う予定なのか」という記事を掲載したもの。この中でソトは「最初に思い浮かんだのは、ドミニカ共和国の多くの人を助けようということだった」と故郷への思いを口にしている。
「才能があって、明るい将来が得られるのに、それを手にできない子どもたちがたくさんいる。彼らにはそれを実現するための支援がない。だからこういった契約をしたとき、コミュニティーと、国中のすべての人を助け、みんなが成長し前進し続けるためのチャンスや機会をもっと作ろうと。それが俺の頭に最初に浮かんだことだった」
記事は、ソトが首都サントドミンゴの“困難な地域”で育ったと紹介。両親はいつもソトを支え、野球で問題に巻き込まれないようにしていたとする。その上でドミニカ共和国の現状を「多くの子どもたちは、ソトが子どもの頃に得たような機会を得ることができない」と位置づけ、ソトの活動を「彼は契約の一部を使って、ドミニカ共和国の子どもたちにそういった機会をつくり、島のより明るい未来を築くことを願っている」と報じた。
さらにソトは「次のフアン・ソトが誰になるか、次のオオタニが誰になるか、次のブライス・ハーパーが誰になるかは、誰にも分からない」「俺は彼らに少しでも希望を与えたいんだ。それが一番大事なことの一つだと感じる。彼らが前進し続けられるよう、ただ希望を与えたい」と、後進の育成をサポートするつもりだと語ったという。
(THE ANSWER編集部)