「そんなのクソくらえだ」 大谷翔平が衝撃を与えた決定的瞬間を選出、敵将が敬意を払った名場面
世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」の日本法人「ゲッティイメージズ ジャパン株式会社」は11日、2024年を報道写真で振り返る「Year in Review by Getty Images」を発表した。各部門でクリエイティブな写真が採用される中、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手も“2024年の1枚”に登場し、50号を放った瞬間の横顔が選出された。
大谷翔平が“2024年の1枚”に登場
世界最大級のデジタルコンテンツカンパニー「Getty Images(ゲッティイメージズ)」の日本法人「ゲッティイメージズ ジャパン株式会社」は11日、2024年を報道写真で振り返る「Year in Review by Getty Images」を発表した。各部門でクリエイティブな写真が採用される中、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手も“2024年の1枚”に登場し、50号を放った瞬間の横顔が選出された。
衝撃を与えた瞬間、大谷の目は一点だけを見つめていた。9月19日の敵地マーリンズ戦。大谷は2回までに50、51個目の盗塁を決め、6回に49号2ランを放った。今回選出された瞬間は7回。左翼への50号2ランで「50-50」に到達した。三塁側から撮られた今回の選出写真では、唇を噛み、力強いフォロースルーで打球を見届ける視線も鋭い。
当時、話題となったのがマーリンズのスキップ・シューマッカー監督の発言。7回2死で大谷に回り、米スポーツ専門局「ESPN」の中継カメラでは、申告敬遠について「そんなのクソくらえだ」「そんなことをしたらクソだと思うほど彼を尊敬しすぎている」と本音を漏らす場面が映っていた。
同指揮官は試合後「すでに大差がついた試合だったが、野球への敬意の意味も込めて彼と勝負した。それで打たれてしまった」と振り返っていた。大谷は偉業で世界を驚かせたが、9回にも51号。3発を含む6打数6安打2盗塁10打点の歴史的大暴れだった。
気候災害、世界的な紛争などが報じられた一方、スポーツやエンターテインメントでも熱狂を巻き起こした2024年。ゲッティイメージズでは各分野で世界16万以上のイベントを記録し、現地の真実をビジュアルを通して発信。今回は「Year in Review by Getty Images」と題し、「スポーツ:競争の精神を体現して」など各部門で心に残る写真を発表した。
【Year in Review by Getty Imagesの各部門】
1ニュース:「挑戦と変化:歴史的ニュースの記録」
2スポーツ:「競争の精神を体現して」
3エンターテイメント:「観客を魅了する、芸術性、アクセス、つながり」
4クリエイティブ:「変化を続ける時代、創造性が主役に」