レイカーズ本拠地の客席には大物が大集結

　米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は現地8日、真美子夫人と米ロサンゼルスで行われたNBAのレイカーズ―トレイルブレイザーズの試合を観戦した。八村塁の今季最多23得点の活躍などでレイカーズが107-98で勝ち、連敗を3で止めた。八村のプレーを大谷夫妻も客席から熱視線。アリーナの最前列には人気シリーズ映画でおなじみの大物俳優、さらに大谷らの1列前の席にはアカデミーも受賞した超人気俳優も発見されるなど、ロサンゼルスならではの光景が広がった。

　レイカーズはこの試合まで3連敗中、しかも大黒柱のレブロン・ジェームズが欠場という正念場。そんな試合でまず注目を集めたのは大谷夫妻の来場だった。大谷は紺色のジャケットに黒のインナーというカジュアルなスタイルで、真美子夫人はグレーのニットに、耳には大きなイヤリングというファッション。中継でも紹介され、会場も騒然となった。超VIPの来場には万全の警備体制もとられたが、近くにいたセキュリティー担当がニコニコ笑顔になるほど、普段の客席の風景から一変した。

　試合は八村が今季自己最多の23得点の活躍で、レイカーズが107-98で勝利。この躍動をアリーナで観戦していたのは、映画「ホテル・ルワンダ」「オーシャンズ」シリーズ、「アイアンマン2」の出演などで知られる俳優のドン・チードル。白のキャップに黒の上下とワークブーツというカジュアルな格好で現れた姿をレイカーズ公式インスタグラムが「コートサイドにアベンジャーを発見」とつづって紹介すると、海外ファンも「ウォーマシンだ」「最高だぁ」「レジェンドがいるじゃないか」などと反応した。

　さらに客席には、映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」でアカデミー脚本賞を受賞した脚本家で俳優のマット・デイモンの姿も。レイカーズのデジタルクリエイター、マイケル・モラレス氏も自身のインスタグラムで「ドン・チードルが観客の中にいるマット・デイモンを見つけた」などとつづって動画を公開した。

　英紙「デイリーメール」も来場していたことを報道。本文では「妻のルシアナと、娘のジアとステラと楽しい一日を過ごしたが、いつもの身だしなみの整ったレッドカーペットの姿とはかけ離れていた」「オデッセイのスターは、みすぼらしい髭をたくわえ、黒縁メガネと、カジュアルなチェック柄のフランネルシャツを着て、ハンサムな顔を野球帽で隠していた」などと、普段とは違った容姿での観戦だったことに触れていた。他にも俳優のマックス・グリーンフィールドがいたことも伝えている。

　これにはX上の日本人も興奮。「やばっ　オーシャンズじゃん」「流石にスター同士、お互いに覗きこんだりしない」といった感嘆の他にも、大谷が俳優と同じ扱いを受けていたことについて「うお！！　マット・デイモンもいたんだ！！同じランクの扱いとは本当に翔平さん凄すぎる」「ほーら、やっぱハリウッド俳優の仲間入りしてんじゃーん」といった声も上がっている。