藤井聡太竜王・名人と羽生善治九段、甲子園で連盟100周年記念対局

　甲子園球場に現れた意外な国民的スターに、驚きの声が上がっている。8日に行われたのは“将棋”だ。しかも藤井聡太竜王・名人と羽生善治九段というスター同士の対局。野球の聖地に現れた2人にX上には「空間が歪んでるのかと思った」「思わず吹き出してしまいました」と驚きの声が並んだ。

　これは、日本将棋連盟が9月8日に創立100周年を迎えたことで持ち上がった企画。甲子園球場も今年100周年を迎えるため、コラボレーション企画として実現した。

　対局が行われたのは、グラウンドを一望できる貴賓室。スタンドには3800人のファンも詰めかけ、大盤を使った解説会を見守った。勝利したのは、日本将棋連盟の会長でもある羽生。歴史に残る白星を挙げた。X上には、甲子園と藤井、羽生という意外な組み合わせに驚く声が並んだ。

「お風邪引かないように」
「将棋で甲子園なんて夢の組み合わせ」
「聖地での対局なんて想像できんかったなぁ」
「空間が歪んでるのかと思った」
「まさに両雄揃い踏み！　豪華だなぁ」
「申し訳ありませんが思わず吹き出してしまいました」

　対局後には野球場らしく「かっ飛ばせ藤井」「かっ飛ばせ羽生」とのコールが両者に送られた。数々の野球の名勝負が繰り広げられた甲子園に、新たな名勝負の歴史が加わった。