日本でオフを満喫

　今季の米大リーグはドジャースの4年ぶりワールドシリーズ制覇で幕を閉じた。オフシーズンを迎えた球界関係者たちの中には日本で観光を楽しむ者も。中には意外な場所を訪れた選手もいた。

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　通算102勝を誇るメッツのホセ・キンタナ投手は妻とともに和装して東京の名所・浅草寺を訪れた。球宴2度で通算65勝のメッツのルイス・セベリーノ投手は妻たちと京都の嵐山を観光。人力車に乗り、竹林の小径を見物したようだ。それぞれのインスタグラムで伝えていた。

　マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手は、「NARUTO」や「おそ松さん」「魔法の天使クリィミーマミ」などのアニメ制作会社、株式会社ぴえろを訪問。同社公式Xが公開した。以前から「NARUTO」の大ファンであることを公言しているが、会社にまで姿を現したことに、日本のファンは「すごいことがサラッと書いてあって二度見した」「制作会社訪問はガチ勢すぎて草」「よっぽど好きなんだろうな」と驚きの声が上げられていた。

　通算696本塁打を誇るアレックス・ロドリゲス氏は都内のトークショーに出席するために来日。東京の夜景をインスタグラムのストーリー機能で公開し、「信じられないね」と感嘆していた。街中ではファンのサイン攻めに遭い、佐々木主浩氏、松山英樹とも対面。インスタグラムで「日本で忘れられない一週間を過ごし、本当に感謝の気持ちでいっぱいだ！」と記していた。

　メッツやロ ッテで指揮を執ったボビー・バレンタイン氏は日本の「食」に舌鼓を打った。自身のXに「これは東京での鉄板焼きの後に本当によく合う」と感激とともにデザートの画像を公開。別の投稿では、「東京のパレスホテルの我々のバルコニーから見える素晴らしい眺め。美しい光景と絶品の食事だ！」と皇居の内堀がすぐそばにある、東京の“ど真ん中”を楽しんでいる様子だった。

　米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めるジェシカ・メンドーサ氏は家族そろって東京ディズニーリゾートを満喫。インスタグラムで「最高に楽しかった。米国のディズニーとは信じられないほど違う。乗り物や食べ物もだけど、正直なところ、建造物や雰囲気に費やされた多大な費用と、建築（特にディズニーシー）は今まで見たこともないようなものだった。いつもありがとう」と驚きを記していた。

　訪日外客数が増加するなか、日本はメジャーリーグ関係者の間でも人気の観光地になっているようだ。