同僚ナックが語る大谷翔平、強靭メンタルに舌巻く

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、今季史上初となるシーズン50本塁打＆50盗塁の「50-50」を達成、54本塁打130打点でナ・リーグ2冠に輝いた。さらにシーズン後には、満票で2年連続のリーグ最優秀選手（MVP）に選出。異次元の活躍を目の当たりにした同僚右腕の27歳ランドン・ナック投手は、「40代や50代の男でさえ、近くに来たら正気を失うんだ」と大谷の存在感に仰天しており、来年3月に東京で行われる開幕戦で何が起こるか楽しみにしているようだ。

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　米専門メディア「ドジャース・ネーション」のYoutubeチャンネルに出演したナックは「俺は、通り過ぎるたびにファン全員が反応するような人物の近くに今までいたことはないと思う」と大谷の存在感を表現。「40代や50代の男でさえ近くに来たら正気を失うんだ」とあきれたような表情で語った。

　また、来年3月に東京ドームで行われるカブスとの開幕戦については「どんなことになるか想像もできない」という。大谷との日本での生活を「マイケル・ジャクソンと旅行しているみたいになるだろうね。みんながどう彼に反応するかは、信じられないものだよ」と笑顔で予想した。

　大谷は今季開幕直後、2018年のメジャー挑戦以来専属通訳を務めてきた水原一平氏が解雇されるなど、プレーへの集中が難しい状況に直面した。それでも、大リーグ史に残る成績を残したことにナックは「彼は本当に、全てによく対処している。全部を気にしていないようなんだ。ただ彼がすることをし続けている。普通の男のように感じる」。強靭なメンタリティーに舌を巻いていた。