MLBアワードの裏で見せた素の姿に米ファン喝采

　米大リーグ、カブスの今永昇太投手は、オフに入っても米国のファンの心をガッチリつかんでいるようだ。MLB公式のXが、ラスベガスで大物選手たちと大騒ぎする動画を公開。これに「まさに真のゲーマー」と歓喜の声が上がった。

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　公開されたのは、11月にラスベガスで行われたオールMLBアワードに参加した際の動画だ。フォーマルな姿で現れた表彰式とは別に、白いTシャツ姿で登場したのはゲームセンター。ディラン・シース（パドレス）、メイソン・ミラー（アスレチックス）、ウィリアム・コントレラス（ブルワーズ）、さらに昨春のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）日本代表でもチームメートだったラーズ・ヌートバー（カージナルス）とゲームに興じている。

　射的をプレーする前にはなぜか一礼。これに「いつも敬意を払っている」と賛辞を贈られ、モグラたたきやクレーンゲームでは連戦連勝。古巣DeNAで定番の“デスターシャ”ポーズも見せた。海外のファンからは笑いが漏れていた。

「常軌を逸したオーラだ」
「彼を愛さずにはいられない」
「オーマイガー　彼は本当に面白い。ショウタが大好き」
「イマナガ：マウンド上ではエース、アーケードではキング」
「これだからこのスポーツが大好きなんだ」
「彼がカブスにいてくれて本当に嬉しい！」
「ショウタはスターだ。彼が大好き」
「ショウタ・イマナガは、出会った全部のアーケードゲームが大好きなんだ。まさに真のゲーマーの雰囲気」

　今季は15勝を挙げる大活躍のほかに、ユニークな言動でも本拠地シカゴのファンを沸かせた。「彼がブルワーズだったらなあ。だって素晴らしい投手なだけじゃなく、とてもいい男なんだもん」というコメントもあり、人気は他球団にまで及んでいるようだ。