BGMの選曲が憶測を呼ぶ

　米大リーグ通算341発のスター選手による“匂わせ”がファンをざわつかせている。カージナルスに所属するノーラン・アレナド内野手がインスタグラムにオフシーズンの写真を投稿。家族や友人らと過ごした何気ない休日の写真ばかりだが、BGMに選んだ曲が「興味深いチョイスだ」「ドジャースへようこそ！」と憶測を呼んでいる。

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　またドジャースに大物が加入？　そんな憶測を呼ぶ投稿だった。MLB通算1826安打、341本塁打を誇るアレナドは1日（日本時間2日）、「オフシーズンの写真たち」と記してインスタグラムに12枚の写真と動画を投稿。家族たちと過ごした休日の様子が収められ、穏やかな表情を浮かべている。BGMに選んだのはロサンゼルス出身の人気ラッパー、ケンドリック・ラマーの「ドジャー・ブルー」だった。

　カージナルスとの契約は2027年まで残っているものの、米メディアの間では今オフにトレードの可能性が噂されている。そんな中、ドジャースをテーマにした曲を選んだことに米ファンは騒然。「興味深い曲のチョイスだ」「この曲は何かを意味しているに違いない」「未来のドジャースの一員？」「ドジャースへようこそ！」「アレナドがドジャースへ、決まりだ」と様々な声が寄せられた。

　アレナドは2013年にロッキーズでデビュー。1年目から2022年まで10年連続でゴールドグラブ賞を受賞した三塁の名手だ。2015年からは2年連続で40本塁打、130打点を超え、2冠王に輝いた。地元はカリフォルニア州ニューポートビーチで、ドジャースの本拠地とほど近い。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケイティ・ウー記者によると、移籍先では一塁への転向にも前向きだという。