武豊「アレしかないかなと」 ドウデュース絶賛後に続けた一言に驚き、早仕掛けのワケが「興味深すぎ」
競馬のG1ジャパンカップ(3歳上、芝2400メートル、14頭立て)が24日、東京競馬場で行われ、武豊騎手の1番人気ドウデュース(牡5・友道、父ハーツクライ)が直線追い込み、天皇賞・秋からの連勝でG1・5勝目を飾った。勝ちタイムは2分25秒5。府中の“常識”を覆す走りで突き抜けたレース。それができた理由を馬上で語った動画が公開されると、ネット上のファンから「ずっとコンビを組み続ける大事さがよくわかるな」「異次元だなこの馬」といった驚きの声が上がっている。
G1ジャパンカップ
競馬のG1ジャパンカップ(3歳上、芝2400メートル、14頭立て)が24日、東京競馬場で行われ、武豊騎手の1番人気ドウデュース(牡5・友道、父ハーツクライ)が直線追い込み、天皇賞・秋からの連勝でG1・5勝目を飾った。勝ちタイムは2分25秒5。府中の“常識”を覆す走りで突き抜けたレース。それができた理由を馬上で語った動画が公開されると、ネット上のファンから「ずっとコンビを組み続ける大事さがよくわかるな」「異次元だなこの馬」といった驚きの声が上がっている。
1000メートル通過が62秒2という超スローで流れたレース。ドウデュースと武豊は最後方で折り合いに苦労しながら4角手前で動き出した。あっという間に馬群を飲み込み、大外から全馬をねじ伏せるという衝撃の勝利。改めて現役最強馬の実力を見せつけた。
直線が520メートル近くあり、最後に急坂が待ち構える府中の直線。いくらスローペースでも早仕掛けは禁物という“セオリー”を無視した名手の騎乗だったが、これができたのには理由があったようだ。
武の騎乗ぶりを収めたジョッキーカメラの動画を日本中央競馬会(JRA)公式YouTubeが公開。ウイニングランを終えて地下馬道を移動する際に、厩務員との会話で「このメンバーで外回って、馬なりで飲み込んだもんな。こんな馬いないで」とドウデュースを称賛し「アレしかないかなと思って。有馬のほうが競馬しやすいかな。去年700もってるから、今日あそこから動けたわ」と続けた。
昨年12月のG1有馬記念でドウデュースは残り700メートルからの仕掛けで外を回って快勝。武にとってその記憶と手応えが、この日のレースに生きた格好だ。
この会話の内容は競馬ファンも大注目。「武豊の700から動けたから行けたわという言葉にずっとコンビを組み続ける大事さがよくわかるな」「レース後のユタカと厩務員の会話が興味深すぎる。有馬で700持ったから大丈夫だろうと思って半マイル脚を使わせた、と」「豊さんも言ってるけどドウデュースのロンスパ700メートル持つの強すぎる」など、継続騎乗の強みを感じる声が上がっている。
(THE ANSWER編集部)