満票でナ・リーグMVPを受賞

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は21日（日本時間22日）、ナ・リーグMVPを満票で受賞した。妻・真美子さん、愛犬デコピンとともに発表の瞬間を迎えたが、夫婦で喜びを分かち合った絆の場面が米ファンの間でも話題になった。ドジャース公式SNSでも家族写真、動画などが続々と公開されている。

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　同僚のカーショーからMVPを伝えられた大谷。デコピンはその直後に逃げ出し、画面からいなくなってしまったが、大谷は関係者から祝福を受けた。隣に座る真美子さんに、右手で握り拳を作って差し出すと、グータッチ。握手でもハグでもない喜びの共有が、米ファンの目に留まった。

　画像や映像を公開したMLB公式インスタグラムの投稿では「彼と奥さんのグータッチ、あれはなんだ?!?!?」「グータッチ?!　彼らは本当に可愛い」「奥さんにグータッチ（笑）」「奥さんにグータッチはヤバいな」「なんてかわいらしい家族なんだ」「ワオ、あれはグータッチか!?!」などと、微笑ましい夫婦のやり取りに驚きの声も上がった。

　大谷は今季54本塁打、130打点でリーグ2冠王に輝き、59盗塁もマーク。年間で「50本塁打、50盗塁（50-50）」を記録したのはメジャー初の偉業だった。MVPは自身3度目。両リーグでの受賞は58年ぶり2人目の快挙で、リーグを跨いだ2年連続受賞は初となった。さらに通算3度目の満票受賞、DH専任選手としての受賞も史上初だった。

　ドジャース公式インスタグラムでは日本時間23日、前日に続いて大谷一家の写真が公開されるなど、連日の祝福ムードとなっている。