錦織、南半球の復活Vは欧州に波及 情熱の国も喝采「ニシコリが3年間の断食終えた」
テニスのブリスベン国際は6日、男子シングルス決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同16位のダニル・メドベージェフ(ロシア)を6-4、3-6、6-2のフルセットで下して優勝した。決勝で9連敗を喫していた日本のエースは1056日ぶりのタイトルとなったが、イタリアメディアも「3年間の断食を終えた」と特集している。
イタリアメディアも特集「公現祭の日、驚くべき素晴らしい出来事が起きた」
テニスのブリスベン国際は6日、男子シングルス決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)が同16位のダニル・メドベージェフ(ロシア)を6-4、3-6、6-2のフルセットで下して優勝した。決勝で9連敗を喫していた日本のエースは1056日ぶりのタイトルとなったが、イタリアメディアも「3年間の断食を終えた」と特集している。
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かつて世界ランク4位まで駆け上がった男が苦しみ抜いた3年間。真夏の南半球、ブリスベンで喜びをかみしめた錦織の復活劇はテニスの盛んな欧州にも渡り、イタリアメディアも注目していた。
地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」は「ニシコリ、約3年の断食を終える」と特集した。優勝した6日はイタリアなどではエピファニア(公現祭)と呼ばれるキリスト教の祝日だが、ブリスベンで錦織にも恵みが降り注いだ。
記事では「日本ではエピファニアは祝うことはしない。それでも公現祭の日、ケイ・ニシコリには驚くべき素晴らしい出来事が起きた」と記し、2016年2月のメンフィス・オープン以来のタイトル奪取を報じている。