「50-50」達成時に着用したユニホームの一部がカードに

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手が50本塁打＆50盗塁の「50-50」を達成した試合を記念したカードに直接サインが入った激レアな逸品が、米国の老舗カード会社から公開された。この商品を巡っては、米ファンから獲得を熱望する声がある一方で、「どこのルール違反者が手に入れるんだろう」と、“転売ヤー”への流出を心配する声もあがっている。

　米老舗カード会社「トップス」の公式Xは「ただいま入荷：ショウヘイ・オオタニが超レアな“50/50クラブ”カードにサイン」と記して、画像を公開。画像に写る3枚のカードにはそれぞれ、MLBのロゴマークやバッティンググローブの切れ端などが埋め込まれており、その下には大谷の直筆のサインが書き込まれている。

　この商品は、メジャー史上初となる「50-50」を達成した試合において大谷自身が着用していたユニホームの一部を活用した、世界で1枚しかないという超貴重なもの。9月末の商品発表時から話題を呼んでいたが、実際に大谷のサインが書き込まれたものが公開されたことで、改めて大きな反響を呼んでいるようだ。

　同投稿のコメント欄には、「これはどこで買えるんだ？」「コレクションに加えたい！」「一つくれ」「自分のコレクションに加えて永遠に持っておきたい」「これはナイス」「なんて美しいカード!!　うちの息子に送ってくれないか頼んでみる」「これが手に入りますように」など、入手を熱望する声が多数届いた。

　一方で、米国内でも転売目的の買い手“転売ヤー”が問題となっており、「ちっ。どこのルール違反者が手に入れるんだろうね」「どこのルール違反者に送るつもりなんだい？」「どのインフルエンサーもしくはルール違反者に送られるのか」「一般の個人コレクターには、こういうのは手に入れるチャンスすらない」といった嘆きの声も多くみられた。また“転売ヤー”自身と見られる「このうち一つでも売ってみたいよ」と魔の手のような声まで届いていた。大谷の歴史的偉業を後世に残す逸品は果たして無事にファンの手に渡るだろうか。