Gリーグ オセオラ・マジック戦

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝が20日（日本時間21日）、下部組織Gリーグのハッスルで、マジック戦に先発した。試合中にカメラマンが倒れるハプニングがあったが、さりげなく助けたシーンがネット上で話題になっている。

　一目散に走った。第1Q残り3分17秒、ハッスルのスミスが独走でダンクシュートを決めた際、ブロックに入ったマジックのスローソンが勢い余って、エンドラインの外にいたカメラマンと接触。スローソンはすぐに立ち上がったが、カメラマンは尻もちをついたような形で倒れていた。その姿を発見した河村はダッシュ。カメラマンの元へ走り、手を引っ張って立たせてあげると、右手でポンと叩き、試合に戻っていった。

　バスケではよく見る選手とカメラマンの接触シーンだったが、近くにいなかったにもかかわらず、走って助けにいったシーンがネット上でも拡散。親切な行動にX上のファンから感激の声が広がった。

「あぁ、大好き　そういう所ですよね！皆が彼を好きになっちゃう訳」
「素晴らしいねほんと」
「カメラマンさんも恋に落ちてしまいます」
「いつも真っ先に手をかしに行くもんね」
「これはまた好感度爆上がりよ」
「予想より遠方から助けに行ってました」

　試合では15得点16アシストとGリーグ初の“ダブルダブル”を達成。得意のパスも冴えわたり、3ポイントシュートも3本決め、123-118の勝利に貢献した。