ナ・リーグ最優秀監督はブルワーズのマーフィー監督

　米大リーグ機構（MLB）は19日（日本時間20日）、全米野球記者協会員（BBWAA）の投票による今季の両リーグの最優秀監督賞を発表し、ア・リーグはガーディアンズのスティーブン・ボート監督、ナ・リーグはブルワーズのパット・マーフィー監督が選出された。投票の内訳も発表されたが、4年ぶりのワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースのデーブ・ロバーツ監督はナ・リーグの7位だったことが判明。米記者が「たった3票しか取れなかった」と報じると、米ファンから「残酷だ」「冗談だろ」といった声が上がっている。

　今回、ナ・リーグの最優秀監督賞に選出されたマーフィー監督は1位票が27票、2位票が3票で合計144ポイント。同70ポイントで次点のマイク・シルト監督（パドレス）に“ダブルスコア”の圧勝だった。カルロス・メンドーサ監督（メッツ）が35ポイントで3位だった。

　米スポーツメディア「ジ・アスレチック」のドジャース番ファビアン・アルダヤ記者は自身のXに「デーブ・ロバーツ監督はナ・リーグ年間最優秀監督賞の投票で、3位票をたった3票しか獲得できなかった」と投稿。これには米ファンから「残酷だ」「冗談だろ」「正気じゃない」「（笑）メジャーで最高の監督、簡単な話じゃないか」「最後に笑ったのは彼だった」「まあ、リングをゲットしたけどね」「ロバーツは年間最優秀監督だ。みんなが分かってる」「嫉妬してたら、老けるぞ」といった反響が寄せられている。