ドジャース内野手が感じていた重圧「食事が喉を通らなかった」 まさかの告白に同僚も「What?」
世界一の裏にはさまざまな苦悩があったようだ。米大リーグで4年ぶり8度目のワールドシリーズ(WS)制覇を果たしたドジャースのマックス・マンシー内野手は、ポストシーズン序盤の大一番で直面していたプレッシャーをチームメートに告白。2年前の悪夢が蘇ったようで「実は食事が喉を通らなかった」と明かしている。
ベッツがホストを務める番組にドジャースの選手たちが出演
世界一の裏にはさまざまな苦悩があったようだ。米大リーグで4年ぶり8度目のワールドシリーズ(WS)制覇を果たしたドジャースのマックス・マンシー内野手は、ポストシーズン序盤の大一番で直面していたプレッシャーをチームメートに告白。2年前の悪夢が蘇ったようで「実は食事が喉を通らなかった」と明かしている。
マンシーはドジャースのチームメートとともに、米スポーツメディア「ブリーチャー・レポート」のポッドキャスト番組「オン・ベース・ウィズ・ムーキー・ベッツ」に出演。ホストを務める同僚のムーキー・ベッツ内野手が「過去2年間、我々は負かされてきたけど、今年はプレーオフに向けてどういう感じだった? 何か違う気持ちはあった?」と今季のプレーオフに臨む心境について聞くと、マンシーはこう語った。
「今までもそうだったけど、僕は試合をシンプルに考えるようにしていた。四球を選ぶか、ホームランを打つか、アウトになるか。それか、7球くらい投げさせて、みんなに球を見させて、ピッチャーを疲れさせるとか、いつも通りに考えていたよ」
ベッツは「じゃあ、自分のありのままで、何か特別なことをしようとは思っていなかったの?」と改めて聞くと、マンシーは「実を言うと、パドレスとの最初のシリーズの試合は毎回食事が喉を通らなかった。緊張していた」とまさかの告白。これにはベッツも「What?」と驚いた。マンシーが「2年前のことを思うと……」と話すと、ベッツも「また負ける訳にはいかないからね」と納得した。
2年前の2022年、ドジャースは第1シードとしてポストシーズンに臨んだものの、地区シリーズでパドレスに1勝3敗で敗退。ワイルドカードシリーズを勝ち上がってきたパドレスの勢いの前に屈した。今年も地区シリーズで再戦。最終第5戦までもつれ込む熱戦となった。当時を知るマンシーは「どうにか塁に出ないと、何かしないといけないと思った。ゼロではいけないと思った」と語ると、ベッツも「パドレスは最高のチームだったからね。球場の雰囲気も一番大変だったし」と同調した。
マンシーは「2年前はみんなパドレスと対戦するときは1時間ほど離れたリゾートに滞在してバケーションに行っている気分だった。それで勝てるはずはなかった。オフの日にトレーニングすることもなかったし、みんな自由にしていいよ、という感じだった。だからチームとして何か変えないといけないと、と何度も話をしたんだよね」と2年前を回顧。ベッツも「まあ、僕たちはこれをもらったけどね」とチャンピオンリングをはめる予定の指を見せながら、今回のWS制覇を喜んでいた。
(THE ANSWER編集部)