ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12

　野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は16日、天母スタジアムで韓国がドミニカ共和国に9-6で勝利した。最大6点差をひっくり返す大逆転で今大会2勝2敗。東京Dで行われるスーパーラウンド進出へ望みをつないだ。球場では試合前から韓国野球が一丸となった証しがあり、米記者は「最も応援に熱心だ」と驚いている。

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　国一丸となった精神が表れていた。「We have SAMURAI SPIRIT！」。日本でもお馴染み、大会協賛のNIPPON EXPRESSホールディングスのCMソングが流れる中、応援席には34枚のユニホームが飾られていた。韓国プロ野球の球団ユニホームがズラリ。ハンガーにかけられ、各球団が一致団結していることを示しているようだ。

　動画をXに公開した米専門局「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者は、文面で「韓国の野球ファンは、今まで見た中で世界中のどのスポーツと比べても最も応援に熱心だ」と驚き。「代表チームの試合前、彼らはKBOクラブのユニホームを持ってきて、応援席に並べるんだ」と紹介した。

　投稿には韓国ファンから英語で「KBOのファンたちは情熱に溢れている。米国に知らせてくれてありがとう」と感謝。海外ファンも「彼らの試合チケットもクールだよ」と反応している。

　韓国は0-6の6回に4得点。8回に一挙5得点で大逆転勝利を収めた。これで2勝2敗。12チームが2つのグループに分かれ、各グループの上位2チームがスーパーラウンドに進む。グループBで戦う初代王者の韓国は日本、台湾に敗れており、崖っぷちの状況で踏みとどまった。対するドミニカは1勝3敗となった。