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「どうやったんだ?」 大谷のパワーに米記者が異例の“忠告”「ド軍の試合を観に行くなら…」

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、今季54本のホームランを放ち、ナ・リーグ本塁打王を獲得。各リーグの各ポジションで最も優秀な打者に送られるシルバースラッガー賞にも2年連続で輝いた。米放送局は、その異次元の飛距離を示すデータを公開し、異例の“忠告”を行っている。

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

異次元のパワーを証明

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は、今季54本のホームランを放ち、ナ・リーグ本塁打王を獲得。各リーグの各ポジションで最も優秀な打者に送られるシルバースラッガー賞にも2年連続で輝いた。米放送局は、その異次元の飛距離を示すデータを公開し、異例の“忠告”を行っている。

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 米専門局「MLBネットワーク」は、大谷の本塁打に関して仰天のデータを公開した。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」のトム・ヴェルドゥッチ記者が読み上げたのは、今季450フィート(約137メートル)越えの本塁打を放った回数だ。

 大谷は、パイレーツの5回、ダイヤモンドバックスやヤンキースの7回を抑えて、9回を記録。13回を記録したロッキーズの本拠地は、標高1600メートルのデンバーにあり、空気が薄くボールがよく飛ぶとされており、同記者は「彼は高地でプレーしていないどのチームよりも多く打っている」と、MLB28球団の記録を上回っていることを称賛した。

 また「ジャッジ、スタントン、ソトを合わせた数より多いんだ」と、強打者が並ぶヤンキースのチーム記録越えを強調すると、続けて「どうやっているんだ。ショウヘイがメジャーリーグの長距離打者王であるということを見ていこう」として、大谷のホームラン映像をピックアップして、分析している。

「みんなドジャースの試合を観に行くなら、どこの席にいるかは関係ない。グラブを持っていくんだ」とおもむろに忠告を始めたヴェルドゥッチ記者。映像を見ながら「ほら、あんな高いところに座っていても、ショウヘイ・オオタニが放った球をゲットできるかもしれない」と呼び掛けた。

 続けて「外野手を見ると、非常に強いバックスピンが球をグングン伸ばしていくことが分かる。野球界でショウヘイ・オオタニほどのバックスピンをかけて、これほど飛ばせる選手はいない。473フィートだ」と、その打球の特徴を説明した。

 最後には「最高のやつを見たい?」と問いかけ、6月18日(日本時間19日)の敵地ロッキーズ戦の6回に放った飛距離476フィート(約145メートル)弾を公開。「そう、それはコロラドだった。でもそんなことはどうでもいい。空中に本当に長い間いて、コロラドの森の中へ飛んで行った」と回顧し、最後は再び「どうやったんだ?」と、驚愕していた。

(THE ANSWER編集部)

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