13日から台湾で始まった展示

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手の「記念球」の公開方法への反響が広がっている。史上初めて年間「50本塁打、50盗塁」を記録した大谷の50号ホームランボールの公開が台湾・台北市で開始。米オークションサイトで439万2000ドル（約6億6320万円、手数料込み）で落札された逸品とあって、警備は厳重。MLB公式Xが公開した写真には米ファンから驚きの声が上がったが、日本人ファンからは「予告状でも届いたんか」「怪盗キッドに盗まれるやつ」など、人気アニメを彷彿とさせる声が上がっている。

　まさに“超VIP待遇”だ。高さ1メートルほどの台の上に乗せられたホームランボール入りの透明ケース。簡単な仕切りの周りには黒マスク、スーツにネクタイ姿の4人の男性が立ち、警備にあたっている。隙はほとんど見当たらない体制だ。

　MLB公式Xは「台湾のドリーム・ハイ・エキシビションで展示されたショウヘイ・オオタニの50-50のホームラン球は警備員に監視されている」とつづって写真を公開。公開初日には地元メディアも殺到したようで、海外ファンからも「やりすぎだ」などと“過剰警備”に衝撃を受けたコメントが寄せられたが、日本人ファンからは、日本のアニメなどで見覚えがあるような声が寄せられた。

「ルパンから予告状でも届いたんかってレベルの警備やなw」
「ルパン三世のターゲット」
「ハンターが視界の先に捕らえたのは大谷翔平の50-50のホームランボール」
「逃走中かよ」
「これは怪盗キッドに盗まれる奴　なんなら左奥がキッド」

　警備員が人気バラエティ番組「逃走中」のハンターに似ていることを指摘するファンも。いずれにしても大谷の記念球は世界的に見ても“お宝”のようだ。