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F1角田裕毅、たびたび飛び出す過激発言のワケ「別の人間になる」 自身も苦笑い「聞きたくない」

自動車レース・F1に参戦している日本人ドライバー・角田裕毅(RB)が、海外のポッドキャスト番組に出演。プライベートやレース中での振る舞いについて言及し、「ヘルメットをかぶると完全に別の人間になるんだ」と明かしている。

角田裕毅【写真:ロイター】
角田裕毅【写真:ロイター】

ポッドキャスト番組に出演

 自動車レース・F1に参戦している日本人ドライバー・角田裕毅(RB)が、海外のポッドキャスト番組に出演。プライベートやレース中での振る舞いについて言及し、「ヘルメットをかぶると完全に別の人間になるんだ」と明かしている。

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 米ポッドキャスト番組「レッド・フラッグス・ポッドキャスト」に出演した角田は、「友達が多いみたいだけど、いつも戦っている人たちとはどうやって付き合っているの? 僕たちは他のポッドキャスターのことは大嫌いなんだけど」と司会から質問されると、笑いながら「多分、F1ドライバーはレース中はお互いに激しく争っているけど、レース以外ではまったく違うのだと思う」と主張した。

 その理由について「ほとんどのドライバーはヘルメットをかぶると完全に別の人間になるんだ」と語った角田。「僕もヘルメットをかぶっている時のことを覚えていないこと多くて、いや、覚えてはいるけど……。ヘルメットをとると全く違う気持ちになる。別の人間のようにね」と明かしている。

 チーム無線で角田が見せる過激な言動は、度々ファンやメディアの間で話題となってきた。「自分の無線での会話を聞いて、こいつ誰だ?みたいな気持ちになることはある?」という問いには「あるよ。だから聞きたくないね。最初の2年間は『こいつ誰だ!』と思ったね」と笑顔で回答。司会者からは「我々はあなたの無線が大好きだから。やめないで!」と笑いが起きていた。

「多分若い時からやっていた、自己表現の仕方なんだと思う。無線がなければ今でもシャウトしていると思うよ」と、過激な無線の理由を明かした角田。「自分の思ったことを内に秘めるのは好きではないの?」と聞かれると「3年前まではそういうアプローチだったけど、最近は少し変えた。エンジニアに対して無線のボタンを押して叫ぶよりも、役に立つフィードバックなどを言うようになった」と、大人になった一面を見せていた。

 司会からは「(無線で)日本語で悪い言葉を叫ぶのはどう? 口に出しても誰もわからないだろうから。でも日本語の悪態をつく言葉はあまり強烈なものがないと聞いたけど……」と“珍アドバイス”を受けたが、「ないんだ。だから今(英語で)表現できるのがアメージングだと思う。1つの単語で自分の気持ちを表現できるから便利だよね」と、英語を流暢に操る角田ならではの視点を見せていた。

(THE ANSWER編集部)

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