平野美宇、無念の銅メダル 48年ぶり快挙も 丁寧の気迫に完敗「負けてとても残念」
悔やんだ立ち上がり「序盤からプレーの流れが不利な状況になってしまい…」
「序盤からプレーの流れが私にとっては不利な状況になってしまい、それを変えることができませんでした」
平野は敗戦をこのように振り勝ったといい、立ち上がりでリズムを掴めなかったことを悔やんだ。
相手は世界最強女王の丁寧。4月のアジア選手権準々決勝で大金星を挙げると、中国の世界1、2、5位を打ち破り、一気に史上最年少でアジア女王に輝いた。
苦杯をなめた中国代表は、直前合宿で平野のコピー選手を4人用意して徹底研究。卓球王国にリベンジを許す形となった。
それでも、日本が誇る天才少女は17歳。20年東京五輪の星でもあり、さらに成長する時間は十分すぎるほどに残されている。今度は平野がリベンジする番だ。
【了】
ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer