「ニッポン、アリガトウ」 侍Jに敗戦チェコ監督、大応援に日本語で感激「100回以上言ってるが、素晴らしい」
野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」第2戦が10日、愛知・名古屋市のバンテリンドームで行われ、日本が9-0で2連勝した。チェコの攻撃中には客席から「レッツゴー、チェコ!」などとチャントが発生。応援歌の大合唱も起こった。日本のファンの温かい声援にチェコのパベル・ハジム監督は、試合後の会見で日の丸の鉢巻を巻きながら「ニッポン、アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝し、世界一を狙う日本にエールを送った。
侍ジャパンVSチェコ
野球の「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2024 日本vsチェコ」第2戦が10日、愛知・名古屋市のバンテリンドームで行われ、日本が9-0で2連勝した。チェコの攻撃中には客席から「レッツゴー、チェコ!」などとチャントが発生。応援歌の大合唱も起こった。日本のファンの温かい声援にチェコのパベル・ハジム監督は、試合後の会見で日の丸の鉢巻を巻きながら「ニッポン、アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝し、世界一を狙う日本にエールを送った。
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手拍子とともに「レッツゴー、チェコ!」「ホームラン! ホームラン!」と歓声が飛んだ。鳴り物の応援がある日本と違い、初回は静かだったチェコの攻撃。しかし、2回には三塁側の観客がチャントを始めると、徐々に輪が広がっていった。左翼席も応援歌の大合唱。チェコの選手が長打を放ったり、気迫あふれる好守を披露したりすると、2万3223人の観客から拍手が送られた。
試合は日本の7投手の前に17三振を喫するなど完封負け。試合後には三塁ベンチ前に整列し、客席に向かってお辞儀で感謝を示した。日本代表と握手で健闘を称え合うと、客席の拍手はひと際大きくなる温かい空気に。ハジム監督は会見で日の丸の鉢巻を巻き、「ニッポン、アリガトウゴザイマス」と日本語で感謝した。
昨年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも、爽やかで懸命な戦いぶりで一躍人気になったチェコ。今回もスポーツマンシップを見せ、ファンの心を掴んだ。指揮官は「アメージングだった。信じられなかった。100回以上言っているが、日本のファンは本当に素晴らしい。毎試合日本のファンの前でできたらと思う」と感無量だった。
「逆に我々も日本のファンでいたい。このような形で侍ジャパンと対戦できたのは天からの贈り物だと思っている」と止まらないハジム監督。今回は2連敗したが、随所に好プレーを見せ「チェコは、国は小さいが夢は大きく持っていたい。日本は前回のWBCで優勝した。今回のプレミア12でも優勝してほしいと願っている」と世界一を目指す侍ジャパンにエールを送った。
会見終了後、退席するハジム監督とV・メンシク内野手に報道陣から拍手が送られた。今大会は「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に向けた強化試合。2連勝で終えた日本は13日、バンテリンドームでオーストラリア代表との初戦を迎える。
(THE ANSWER編集部)