本拠地レイカーズ戦

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2ウェイ契約を結んでいる河村勇輝は6日（日本時間7日）、本拠地レイカーズ戦に1分56秒の出場で2得点をあげた。河村のNBA初得点を見守っていた人物に米関係者が脚光を浴びせると、日本人ファンを「どんだけ好きやねん」「兄弟愛を感じて素晴らしいね」と感激させている。

　ベンチスタートの河村は、127-109とリードした第4クォーター残り1分56秒に出場。残り33秒でファウルを受けてフリースローを獲得した。2本とも冷静に決め、本拠地も熱狂。コートからロッカールームに繋がる通路では、この日右腿裏の負傷で交代していたジャ・モラントも見守っており、得点に「YUUUUU！」と一際大きな声を上げ、飛び跳ねて歓喜していた。

　2人の仲の良さはプレシーズンから米メディアに報じられるなど注目の的となっており、米テネシー州地元紙「ザ・デイリー・メンフィアン」のグリズリーズ番ドリュー・ヒル記者は河村が「ジャは親友だ」などと話していたことをXで伝えていた。

　グリズリーズの公式メディア「グラインド・シティ・メディア」でデジタル・コンテンツ担当を務めるデヴィン・ウォーカー氏が、自身のXでモラントが喜ぶ実際の映像を公開すると、モラントは自身のXで引用する形で「yuuuuu」と再び歓喜のコメントを残していた。

　この動画には日本人ファンからもコメントが殺到。「モラント河村くんさん好きすぎ問題w」「もう兄さん通り越して父さんか」「河村勇輝の初得点、ジャモラント喜びすぎ」「うわー！超泣かせる　モラントの兄弟愛を感じて素晴らしいね」「怪我してんのにどんだけ河村君好きやねん。笑」「河村選手のメンフィスの兄貴心強いw」などと反響が寄せられている。