優勝パレード後のセレモニーで…

　米大リーグ・ドジャースは1日（日本時間2日）、ロサンゼルスでワールドシリーズ優勝パレードを行った。直後にドジャースタジアムで行われた優勝報告会では、チームを追い続けた人気女性レポーターも優勝トロフィーを持って笑顔。自身のSNSに写真を公開すると、海外ファンから「あなたはそれに値する」「彼女はドジャースだ」といった声が上がっている。

　白い歯がこぼれた。

　優勝報告会が行われたドジャースタジアムでトロフィーを手にしたのは、米放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の人気女性レポーター、キルステン・ワトソンさん。ドジャーブルーのジャケットをまとい、満面の笑みを浮かべた。

　ワトソンさんは自身のインスタグラムに写真を公開。球団カメラマンのジョン・スーフー氏が撮影した1枚のようで、文言こそないがトロフィーやブルーのハート、ボールなどの絵文字を添えた。海外ファンからは祝福の声が集まっている。

「素敵だ。そしてあなたはそれに値する。今年は素晴らしい仕事ぶりだった！」
「キルステンこそがチャンピオンよ!!」
「ワオ、間違いなくあなたの待ち受けになるね！」
「あなたも選手たちと同じくらい愛されている」
「ボールを手にすることはないし、背番号もない、でも彼女はドジャースだ！」
「最高の中の最高」
「真のMVP」
「ずーーーっと輝いていた!!!」
「クイーンだわ!!!」
「ああ、なんて素晴らしい写真なんだ。あなたがトロフィーを持っているのが本当に羨ましい」

　ドジャースのレポーターとしてチームを追い続けたワトソンさん。大谷翔平投手がサヨナラ満塁弾でメジャー史上6人目の40本塁打＆40盗塁を劇的に達成した8月23日のレイズ戦後のインタビュー中に、味方の祝福で水をかけられた際に大谷とともに全身びしょ濡れになったことも話題になっただけに、ドジャースの“一員”として喜びもひとしおのようだ。