街灯に「オーストラリア代表を応援しよう」のバナー

　9日開幕の「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」に出場するオーストラリア代表が、日本の歓迎ぶりに感激している。1日に来日し、過去にもキャンプ地とした東京・府中市で練習をスタート。「緑と金がずらりと並ぶ」と街並みに注目した。

　おもてなしの心が表れていた。街灯に吊るされたバナー。「TEAM AUSTRALIA BASEBALL Welcome to Fuchu」という英語とともに、日本語でも「野球オーストラリア代表を応援しよう！」と記されている。チームカラーの緑と金を基調にしたものに加え、豪州国旗を描いたものも。歓迎の思いを込めた旗は、通りの奥まで並んでいた。

　豪州代表公式インスタグラムが画像を公開。文面には「日本のストリートに緑と金がずらりと並ぶ」と感激したようにつづった。日本のファンからは「おかえりなさい」「オーストラリアチームを応援します」とエールが届き、英語でも「いつもあなたたちを応援しています！　府中市民より」と温かい声援が送られた。

　豪州代表は2018年の親善試合以降、日本でのキャンプ地を府中市に置いている。今回は昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップ以来となる帰還。代表公式Xは1日、「第二の故郷、府中に着きました！」と日本語で報告していた。豪州は13日、バンテリンドームで同じグループBの侍ジャパンと対戦する。