ドジャースがワールドシリーズ制覇

　米大リーグのドジャースは30日（日本時間31日）、敵地ニューヨークで行われたヤンキースとのワールドシリーズ（WS）第5戦に7-6と逆転勝ちし、2020年以来4年ぶり8度目の世界一に輝いた。エンゼルスから移籍し、新天地1年目の大谷翔平投手も歓喜。会見では妻・真美子さん、愛犬デコピンに対する感謝の言葉も口にした。

　第2戦の走塁で亜脱臼した左肩に不安を抱えながらも、出場を続けた大谷。第5戦でヒットこそ生まれなかったが、勝利の瞬間はグラウンドで同僚たちと歓喜。4度目のシャンパンファイトで美酒を浴びた。

　2月に結婚を発表した今季、ドジャース初年度ながらレギュラーシーズンで54本塁打、130打点の2冠王に輝き、59盗塁も記録して史上初の「50本塁打＆50盗塁（50-50）」を達成した。米専門メディア「ドジャー・ブルー」公式YouTubeチャンネルが試合後の会見動画を公開。大谷は家族に対する質問を受け、こう答えた。

「本当に感謝しかないですね。1年間、長いシーズンですし、僕は慣れていますけど、彼女はそうではないので。これだけ長いシーズンをさせてもらったのは感謝していますし、来年以降も頑張っていきたいと思います」

　X上ではこのコメントに「真美子さんとデコピンとしばしやすんでリラックスして新婚をうんと楽しんで欲しいな」「きっとデコピンと真美子夫人とも祝杯あげてるでしょうね」「奥さんと愛犬への気遣い、感謝も当然のようにする大谷翔平選手」「どこまで理想的なのよ」「家族の支えは大きいですね」「ステキな夫婦、ステキな家族ですね」「結婚1年目で最高の結果を出す。めちゃくちゃ良き」「気配りも出来て、マイナスな所が見当たらない、真の世界一の選手ですね」などと日本ファンの感激が広がっていた。