ワールドシリーズ第5戦

　米大リーグのドジャースは30日（日本時間31日）、敵地ニューヨークで行われたヤンキースとのワールドシリーズ第5戦に7-6と逆転勝ちし、2020年以来4年ぶり8回目の世界一に輝いた。エンゼルスから移籍し1年目の大谷翔平投手にとっては初めて戦ったポストシーズンでの快挙。決勝犠飛のムーキー・ベッツ外野手は大逆転でこの試合を制したチームを「誇りに思う」と口にした。

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　ドジャースが9回のマウンドに送り出したのはビューラー。最後のベルドゥーゴを空振り三振に仕留めると、マウンドにドジャースナインが殺到した。本拠地ニューヨークのヤンキースファンは沈黙。興奮冷めやらぬ中、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の中継には8回に決勝犠飛を放ったベッツが登場した。

　0-5からの大逆転で世界一を勝ち取ったチームについて問われ「立ち直る力だ。それに加えてお互いを愛し合っている。我々を誇りに思うよ」と感慨深げだった。