本拠地開幕戦

　米プロバスケットボール（NBA）・グリズリーズの河村勇輝は26日（日本時間27日）、今季の本拠地開幕戦に途中出場で2分4秒プレーした。出場前にアリーナに響いた異例のチャントに日本人ファンは「泣くよマジ」と感激している。

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　叫び声が本拠地に響き渡った。繰り返されたのは「We Want Yuki！（ユウキを出せ）」の大声。上階席まで人で埋まり、大合唱となった。河村のプレーが見たかった現地ファンは手拍子とともに要求。新加入の23歳への期待が表れた場面だった。

　グリズリーズ公式メディア「グラインド・シティ・メディア」のコンテンツクリエイター、ラング・ウィテカー氏がXに動画を公開。日本のファンからは「泣くよマジ」「最初からここまで愛されてる日本人選手初めてやろ」「どこに行っても大人気で凄すぎる」「期待のされ方がすごい」「HOMEでこんなにも愛されてる事に本当に感謝」と感動した様子の声が上がった。

　河村は120-96とリードした第4クォーター残り2分4秒から出場した。歓声を浴びたが、2本の3ポイントシュートは失敗。それでも、シュートのたびに会場を沸かせた。ここまで開幕3試合連続でベンチ入り。前日の敵地ロケッツ戦で途中出場し、NBAデビューしていた。