日本時間26日にWSが開幕

　米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ（WS）は25日（日本時間26日）に開幕し、ドジャースとヤンキースが1981年以来43年ぶりに対戦する。前日会見にドジャースの大谷翔平投手が出席。米専門局は大谷の姿が見えないほど報道陣が殺到した様子を捉えた動画を公開すると、海外ファンから「彼は史上最高だから」といった反響が寄せられている。

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　圧倒的だった。メジャー7年目にして初めてWSの舞台に立つ大谷。開幕を前にした会見に登場するとあって日米メディアが大谷のブースの前に一斉に押し寄せた。前方に陣取った記者たちはぎゅうぎゅう詰め。鈴なりになった記者たちの合間から、ようやく大谷の姿が確認できるほどのフィーバーぶりだった。

　米スポーツ専門局「FOXスポーツ」のMLB専門X（旧ツイッター）は「ショウヘイ・オオタニが時の人になっているようだ」とつづって動画を公開。映像は他の選手のブースの前をなぞるように進み、途中、ドジャースのライアン・ブレイシア投手の前も通過したが、記者は一人だけで“閑古鳥”が鳴く状況。周辺にいた記者はほぼすべて大谷のところに集まる異様な光景が生まれた。

　海外ファンからは「なぜなら彼はGOAT（史上最高）だからね」「世界一のプレーヤー」「驚かないといけないのかい？」といった納得のコメントが。一方で「ブレイシアが可哀想。自分なら彼に話しかけるのに」「ブレイシアが”誰か僕に話かけてくれ”と言っている」など、ブレイシアに同情するような声も上がっている。