日本時間26日にWSが開幕

　米大リーグの頂点を決めるワールドシリーズ（WS）は25日（日本時間26日）に開幕し、ドジャースとヤンキースが1981年以来43年ぶりに対戦する。前日会見にドジャースの大谷翔平投手ら各球団の選手、監督が出席。ヤンキースの番記者はド軍のデーブ・ロバーツ監督のある発言に注目。ヤンキースファンが反応している。

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　疑心暗鬼になってしまう情報に終止符が打たれた。前日会見に登場したロバーツ監督。米記者から「オオタニがWSで投げる可能性はあるのか」と問うと、「可能性はない」と即答で否定した。

　米放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」公式Xで公開された会見シーン。MLB公式のヤンキース番、ブライアン・ホッホ記者は「ショウヘイ・オオタニがワールドシリーズで登板する『可能性はない』とドジャースのデーブ・ロバーツ監督は語った。『聞いてくれてありがとう』と」と自身のXに投稿した。

　すると、ヤンキースファンから「うわぁ」「彼は投げるぞ」「クソ！」「んーー、秘密の第7戦のクローザーが予定されているんじゃないか」「もしそれがみんなを油断させるための戦略だったら、オオタニはブルペンでウォーミングアップするだろうね（笑）」と朗報のはずが、それでも警戒するコメントも。また、「万が一彼が投げるなら、ヤンキースはタナカを飛行機で呼び寄せて、すぐにロースターに加えるべきだ」とヤンキース時代はポストシーズンの活躍が目立った田中将大投手の名前を上げるNYファンもいた。

　リハビリ中とはいえ、投球練習も織り交ぜながら調整している今の大谷。投げるか、投げないか。多くの米メディアがこんな話題を続けていること自体が、大谷の存在感の大きさを際立たせている。