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ロッテ支配下指名で入団を“保留” 理由は年齢「昇給も近いので…」揺れる胸中 6位指名に「迷います」

「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、社会人野球・日本生命は中日のドラフト4位で石伊雄太捕手、ロッテのドラフト6位で立松由宇内野手が指名を受けた。立松は指名に対し、「人生の分岐点だと思うので、自分の素直な気持ちを見つけるまではひたすら考えたい」と態度を保留した。

ロッテからドラフト6位指名を受けた日本生命の立松由宇【写真:編集部】
ロッテからドラフト6位指名を受けた日本生命の立松由宇【写真:編集部】

「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」

「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が24日に行われ、社会人野球・日本生命は中日のドラフト4位で石伊雄太捕手、ロッテのドラフト6位で立松由宇内野手が指名を受けた。立松は指名に対し、「人生の分岐点だと思うので、自分の素直な気持ちを見つけるまではひたすら考えたい」と態度を保留した。

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 時折、笑顔を見せながらも複雑な胸中を語った。幼少期を過ごした千葉にあるロッテからの指名に「小さいころから見ていた球団に評価されたのは凄く嬉しいです」と切り出した立松だが、「日本生命でもう4年目。人生を考えた時に正直迷う部分があります」と、指名を受けるかどうかは明言を避けた。

 その理由について「昇給が近いというのもあるし、日本生命という会社は、すごいいい施設で、プロと場所は違えど好きな野球は続けられる」とし、「(来年に)26歳」という年齢をあげ「プロを諦めきれない気持ちは正直あります。でも将来を考えると迷います」と悩める胸中を語った。

 茨城・藤代高校時代には、双子の弟・峻と共に強肩強打の捕手として活躍するも県大会ベスト8が最高。立正大を経て入団した日本生命では1年目から正捕手としてプレーしたが、中日4位指名を受けた石伊雄太の加入により、一塁手に転向すると打撃が開眼。昨年の日本選手権では、1回戦の伯和ビクトリーズ戦で本塁打を放つなど活躍し、チームのベスト4進出に貢献。優秀選手にも選ばれた。

「どれくらいまでに(結論を出すか)というのは考えていない。ここから(ロッテの関係者と)話す機会も多くなるので、期間を設けるというよりは、バチっと決まった時に決めたいと思います」と最後は前を向いた立松。悩みぬいた先で、最善の答えを見つけるつもりだ。

(梅本 タツヤ / Tatsuya Umemoto)

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