敵地ジャズ戦

　米プロバスケットボール（NBA）のグリズリーズと2ウェイ契約を結び、開幕ロースター入りした河村勇輝が23日（日本時間24日）の敵地ジャズ戦でベンチ入りした。味方の豪快な得点シーンで、大喜びする姿が中継に映ると、日本人ファンからは「可愛すぎる」「子どもみたいな喜び方」など話題を呼んだ。

　味方のゴールを全力で喜ぶ姿が映し出された。73-66とリードして迎えた第3Q残り7分10秒。ターンオーバーから、モラントのパスを受けたアルダマが豪快なダンク。アリウープを炸裂させた直後のことだ。ベンチで見届けた河村は両手をあげて、ぴょんぴょんと何度も飛び跳ねながら喜びを表現した。

　ここまで出番はなかったものの、無邪気に喜ぶ河村の姿に日本人ファンは歓喜。SNS上には「ベンチの河村草」「河村くん、可愛すぎる」「河村選手、子供みたいな喜び方」「ベンチで応援してる河村くん、ぴょんぴょんしてる　めっちゃかわええw」「喜ぶ河村くんまでが見どころです」「河村くんめちゃくちゃはしゃいでて笑った」「河村最前列のお客さんみたいに楽しんでるな笑」など、ほっこりする声が並んでいた。

　昨季までBリーグ・横浜BCでプレーしていた河村は、9月にキャンプ招待契約にあたる「エグジビット10」を結び、プレシーズンマッチ5試合に出場。アピールが実り、19日（同20日）にグリズリーズと2ウェイ契約を締結。開幕戦でベンチ入りを果たした。